【開催まであと8日】絵の凄さを知ってほしい
「音楽家の肖像」The VIBES展 ディレクターのサカヨリです。
これを読んでくださっている方の中には、美術展や展覧会には行ったことがあるけど、ギャラリーには入ったことがないと言う方がいらっしゃるかもしれません。
音楽に貴賎はなく、実は小さなLIVEハウスでも素敵な演奏が日々あちこちで行われていますが、全く同じように、大きな美術館でやっているから偉いというのも大間違いで、想いを込めた、生き様の詰まった、美しく楽しい画が実はそこかしこにあふれています。
そう言う画を無料で見られちゃうのが街のギャラリーです。
今回の展示「音楽家の肖像」展もギャラリーでの企画展、怖気付くことなど全くないのでお気軽にいらしてください。なにしろ入場無料ですから。
今回は「音楽家の肖像」と言いながら、本質的な部分では「どこにでもいるけれど想いが強すぎるが故に人間臭くて美しいひとたち」の肖像画が並ぶことになります。
絵もまた、音楽と同じように誰にでも開かれていて、誰もが手にできる表現です。
鉛筆のいたずら描き、水彩絵の具の風景画、稚拙だとしたって誰がどう楽しんだっていいものです。
でも。やっぱり、「伝えたい想い」が強くて、それが昂じていつしか高いテクニックや表現力を身につけたひとたちの画(え)は、これまた音楽と一緒で、とてつもない「VIBES」を生み出して私たちの心に届くんです。
しかもイラストレーションというのは、その中でも型に縛られず、自由で、軽やかで、なんだってありの手段でもって、たとえばある商品のイメージを、たとえばある小説の世界観を、たとえば写真やCGでは描けない匂いや感覚まで「伝える」可能性を秘めているんです。
私たちはいまや1日の何時間をもスマホやPCの画面の中の恐ろしいスピード過ぎていく、つるっとした発光する画を消費しています。今日1日見た全ての視覚情報、こころ豊かにしてくれるものはありましたか?
ぜひ、現実世界で「そこにいる」画たちを見にきてください。
そして画の中の彼や彼女たちとしばし目を合わせてみてください。
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