【開催まであと9日】音楽と絵画
「音楽家の肖像」The VIBES展 ディレクターのサカヨリです。
いよいよ開催まで10日を切りました!
今日はあらためて今回の「音楽家の肖像」について、さらっとわかりやすく。
音は空気の振動です。
何かが震えると空気を伝わって耳に届くわけですね。
で、音楽は結局のところ「音」の集合体なんだけれど、さまざまな音色や大きさ、その組みあわせで無限の表現力を持つわけです。
たとえばピアノの音でいくつかの音を組み合わせるとなんか暗い感じに、
これに一音加えるだけでなんだかちょっと明るく不思議な感じに。
上記二つのコードだけでも「落ち込んだ気分の曲」からの「ちょっと元気だそう!」みたいなことができる。こういうのをリズムとともに組み合わせて行くと「ただの音」が「音楽」になるわけですがこれらは最初から決まってたわけではなくて、人類が長ーーーーい歴史の中で多数決的に感覚的に積み重ねてきた結果だと思うんですね。
このコラムをずっと読んでいただいている方はもうお分かりかと思いますが、これらは人間の「こういう感情を表現したい」という「」想い」が根元なんじゃないかと。
音楽家というのはそういう「想いを音で伝えたいひと」であるとして、実は似た人種が「画(え)で想いを伝えたいひと」イラストレーターや画家だと思うんです。
画、つまり目から入る文字では無い情報は光と影として私たちに届きます。
光もざっくり言うと実は電波の振動です。
点や線と色と形、手触り、そう言うさまざまな素材と技術で、見る人の目へ想いを伝えられるひとたちが「画家」です。
方法は違えど、自らの魂の振動を他者に伝えたいという「VIBES」はとても似ていてお互いに響き合うものがあるはずです。
そういう画がたくさん無料で見られます。
ぜひ音楽家と画家の静かで熱い共演を見にきてください。
※画像は参加作家さまのものではありません。
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