【作家紹介】水野 夏さん

「音楽家の肖像」The VIBES展 ディレクターのサカヨリです。


水野さんの画は祈りそのものだと思う。


細胞レベルまで分解して一つ一つをスケッチしたかのような恐ろしいほどの密度の「小さな線」(点ではない)で描かれる世界は木肌や土のようでもあるし、毛並みのようでもあるし、古い銀塩写真のようでもある。

いずれにしてもその気の遠くなるような作業で描き出す像は、この世界が小さな粒子の集まりで構築されていることを思い起こさせてくれるし、なにより自分と向き合い別次元へ意識を飛ばし交信した結果なのだろうと思う。それは祈りそのものだ。


画に対する愛情と人への愛情を大切にしながら真摯に向き合ってきた経験値と相まって、美しくも儚い世界を描いてくれると思う。


そんな水野さんが描くのは

儚く美しく生きた自由の女性

挑戦し続けたプログレドラマー

悲劇的なシャンソン歌手


誰がどんな顔でそこにいるのか、ぜひギャラリーで確かめてください。


水野 夏(ウタカタカフェ&ギャラリー)

フリーランスにて ギャラリープロデューサー デザイナー アーティスト セラピスト 

コドモ造形教室主催 料理人 など

デザイナー・イラストレーターを経て

東京・高円寺の狭小カフェ&ギャラリーを経営(2018年7月閉店)

そして現在は ココ曙橋gallery MANIMANIの企画プロデューサー

絵を描くのも 詩を紡ぐのも 企画を考えるのも 食材を前に腕組みするのも

すべて自分のたった一人の孤独とむきあうところが起点

いつもせかいに届くことを願って

これはlove letter


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