祈る人

今回の「音楽家の肖像」は人の内面を描こうという試みです。


ということでいくつかの感情を設定し、パートごとに分けているのですが、そこにそれぞれ漢字タイトルとテキストを配置しています。


コンセプトと画の繋がりの理解を深める手助けになるものなので、ディレクターの僕にとってはとても重要な仕事の一つでした。そしてこのアイデアは企画当初からずっとあったものですが実際に書き上げたのは、全ての画がそろってそれを目の前にしながらのオープン前日でした。

そんな仕掛けが上手くいってか、お褒めの言葉をいただいたりもし、感無量です。


こうやってみんなで考え抜いて出来上がった展示をひとりでも多くの人に届けたい。

いまや作家さんも僕も運営陣もまさに「祈る人」となっています。


ぜひ会場でテキストを読みながら画を見てください!