【作家紹介】香田 良太さん
「音楽家の肖像」The VIBES展 ディレクターのサカヨリです。
香田さんの画の魅力は迎合しない気高さと野性である。
荒々しく見えるタッチも、土で描いたような色使いももちろん野性的なのだが(事実、土を画面に塗ることもある)そういう小手先の部分ではなくて本能と直結しているような、見えない何かとシンクロするような、現代人には見えないなにか特別なものが見えるのではないかとすら感じる。
最初は野蛮と書こうと思ったのだが、ちょっと違う。
インドを放浪する旅人みたいな外見、ネイティブ・アメリカンのセレモニーを手伝ったり、料理人であったり、大工であったり、ギターを弾いて歌うこともできる、多彩で知的な人物そのままに、現れる画もまた野性を残しながら深く広いおおらかな愛情と知性を漂わせる。
(個人の感想です。)
そんな香田さんには
想いを伝えたい猿
若くクールなブラックビューティ
偏屈な孤高の詩人
を描いていただきます。
誰がどんな顔でそこにいるのか、ぜひギャラリーで確かめてください。
香田 良太
北海道出身 東京にて様々な人に勝手に師事
・セツ・モードセミナー出身
・リストランテ タブリエ パン修行
・古楽器奏者 立川叔男 より音楽について学ぶ
・中野の無国籍料理店 カルマ 店長より場創り を学ぶ
・工藤菊畝 より詩を学ぶ
・武蔵小金井 サーハ日乾煉瓦 にて学ぶ
活動
・2006年~
飲食をキーにした"?" エントツそうじ
という屋号で、飲食店、シェアスペース運営、内装工事、様々な企画運営を行う
(現在2018年8月より おやすみ中)
・ギャラリーMANIMANI 内装
・ウタカタカフェ&ギャラリー(中期~)内装、カフェ営業、イベント企画
・2006年詩集製作
・「こうだりょうた」名義で時々LIVE(最近バンド結成)
・2016年~ウタカタカフェ&ギャラリーにて「ジャンゴ・ラインハルト展」他、出品
今回、誰でも知っているミュージシャンの素を想起させる。というテーマは描き進めながら不思議な対話をアーティストとしてるような感覚になりました
「珈琲と紅茶、どっちが好き?あ、バーボンね」
「そこ、あんまり太く描かないでね」
先に目をある程度描いてしまったからだと思います
それと
今回のテーマのひとつ「想う」を描かせていただきます
来てくださった方が、より深く絵と企画を楽しめますよう設営も担当いたします。
お楽しみに
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